桃の節句 幸せのおまじない

桃の節句は幸せのおまじない

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女の子の節句、ひな祭りは「桃の節句」と呼ばれます。
ひな人形を飾り、白酒(甘酒)、ひし餅、雛あられ、ハマグリのお椀、桃の花を供えて、女の子の無病息災、無事に成長し、幸せな結婚と人生を願う節句です。


なぜ、桃なのか?

どうして、ひな人形を飾るのか?

なぜ「雛あられ」と、「ハマグリのお吸い物」を祝いの膳にそえるのでしょう?


日本人として、古くからの日本の伝統的なお祝いごと、風習行事を知ることで、女性としての愛ある人生とは何か?大切に愛されて幸せに生きることを願う女性の幸せのあり方について、改めて、気づかされます

桃は、幸せのための魔除けのおまじないにつかわれました。

 

古来、中国で、桃は不老長寿の実とも言われ、魔除けの力がある「仙果(せんか)」と呼ばれたそうです。

「仙果」とは仙人、天人の食べ物を意味しています。

日本の最古の神話である古事記や日本書紀にも、桃の実の縁起の良いパワーの話が登場します

 

鬼たちに、死後の世界である「黄泉(よみ)の国」で、鬼たちに追いかけられた伊邪那岐命(イザナギノミコト)は、そこにあった大きな桃の木を見つけて、たくさん実っていた桃の実を3つ投げたところ、鬼は一目散に逃げ、難を逃れたと云われています。


日本昔話で有名な「桃太郎」の鬼退治も、この神話の「桃」が起源という説もあります

 

「桃」の漢字はきへんに「兆」と書きます。
「兆」はとは予兆、前触れの意味です。


幸運の兆し、喜びの兆し、解決の兆し、高貴な人との合える兆し、縁が結ばれる兆しを意味しているのです。